心理臨床学会での発表など

 9月18日から20日に日本心理臨床学会第34回秋季大会が、神戸のポートアイランドで開催されました。この学会学会は、会員総数2万6千名余りで日本最大の心理学の学会です。だから、開催日数も長く会場も広大です。

  「PB4-22 性問題行動のある知的・発達障害者への心理学的支援の考察」というテーマで、7人による共同の、ポスター発表をしました。私も含め7人全員は現役の心理臨床家として公的機関で活動しています。

 ポスターは、畳一畳程度の広さに文字だけを印刷したので、いくら字が大きくても見やすいものではありませんでした。決められた9月19日13:30から15:30までの間、ポスター前に立って説明し、質問に個別に答えます。見学者は引きも切らず、100枚以上用意したポスター追加資料は足りませんでした。

 実践の理論化、技法の検討、アセスメントの体系化などであったため、研究者よりも福祉、司法、教育分野の実践家の方が多く来られます。指導プログラムの実施方法、新たな導入された概念の意義、支援方法の妥当など質問や意見は具体的かつシビアです。施設や学校での困難な課題が垣間見えました。
 今回多く寄せられた疑問は、フオローアップの方法、仕組み、内容です。発表した私たちにとっても大きな課題のひとつで、納得できる回答は難しいものでした。福祉と司法、教育との「連携」という言葉で語られる、その実態はあまりに不完全で本当意味で形成途上です。効果の検証もままならないからです。
 意見や疑問は、発表で提案した理論構成の良い点と不十分さを明らかにし、次へのアイデアをもたらし、研究を次のステップに押し上げる原動力になります。関心を持ってもらえることは大変重要です。なかには事例発表を、という意見もありましたがあまりに難しい。
 終了後は三宮の中華料理店で打ち上げをしました。

キース  閑話休題。滋賀県守山市の佐川美術館http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/でキース・ヘリング展を見に行きました。
 キース・ヘリbarking dogングといえば、落書き? グラフィカルアート? 某社のTシャツ?。ニューヨーク地下鉄駅に描いたサブウエイ・ドローイングが有名ですが、アンデイ・ウオーホルとの交流による「アンデイ・マウス」、HIVの予防啓発活動もあります。HIVにより31歳で亡くなりました。
  冗舌でいてさびしげな太線を見ていると、次第にポップな気分が気分が消えて内向していく自分が感じられます。小渕沢にある中村キース・ヘリング美術館http://www.nakamura-haring.com/へ行ってみたくなりました。
 この佐川美術館は湖面に浮かぶ美術館のように見えます。切妻の巨大佐川な日本家屋のスタイルです。壁や廊下をよく見ると、コンクリートを固める木型の木目がそのまま残っています。触れてもつるっとしています。
  水面の下に位置する樂吉左衛門の陶磁器展示場に入ると、天井の水面から揺らぎながら差し込む光に圧倒されます。館内のカフエではイノダのコーヒーが楽しめます。なつかしい。   (ホンダタカシ)



2015/09/25 09:44 | 未分類trackback(0)  | top

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