助けてほしいと言えない

 発達障害のひとつである注意欠陥/欠如多動性障害ADHDをテーマにした心理学の授業で、当事者の方が障害についてこ壁画れまでの人生で困ったことやその内側の気持をもとにした映像資料https://adhd.co.jp/otona2016/を利用させていただきました。心理学的、医学的知見など講義だけで障害の特性を理解するだけでなく、間接的にしろ当事者からも学ぶことも重要です。むしろその方が、みなさんに届くんじゃないかと思います。

 その再現ビデオ(映像資料)になかで、当事者の方がどうしようもなくなって精神科を受診された時のエピソードが耳に残ります。医師は「どうされましたか」とたずねますが、その人は自分の困っている状態をうまく説明できません。ビデオを視聴している私たちは、家事が出来ず仕事でミスを連発しているのに、うまく説明できないなんてどうして、ともどかしく思えます。通天閣

 言いたいことはいっぱいあるのに、どこから話していいのかわからない、さらに気持ちの混乱や余裕のなさがあるのかもしれません。逆に、話すと笑われはしないか、叱責されるのではないか、困っていること自体がおかしいのであって他人には理解できないのではないか、という考えが浮かんだのかもしれません。

 そんな時こそ、「(相手から)ほどいてもらわないと、うまく言えない」、とビデオの方はおっしゃっています。「どんなことに困っていますか」というのは疑問文ではあっても、困っている人にひびく問いかけになっていません。
 カワイオカムラ
 困っている人に対してどのように聞くか。質問は難しい。

 開店直後の飲み屋さんは静謐でいいものです。湯をわかす音、まな板の音、そこにごーという空調の音と街の音が沈みます。
 カワイオカムラの「ムード・ホール」という展覧会(プロモーションビデオhttps://vimeo.com/196224175)へ行きました。会場は京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUAです。感想がうまく書けません。不気味面白くて底にじっとり残ります。コンピューターによるアニメーションと人形のコマ撮りアニメーションの合成のように見えます。多くの賞を受賞したCOLUMBOSコロンボスよりも、未完のようにも思えるMOOD HALLムード・ホールの動きに見とれてしまいます。大阪の放出出身の川合巧さんと岡村寛生さんの映像ユニットとあります。必見ですが、1月22日日曜日まで。                     (ホンダタカシ)

2017/01/20 09:04 | 未分類trackback(0)  | top

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