高校出前授業は「こうのとりのゆりかご」

高校4_convert_20100205084519   兵庫県立武庫荘総合高校(http://www.hyogo-c.ed.jp/~mukosogo-hs/)で、福祉コース2年生の皆さんに授業をしまし た。尼崎市北部にある大きな高校です。高校のホームページからもわかるように多様なコースがあり、大学のように授業を選択します。
 
 テーマは、大学でも取り上げた「こうのとりのゆりかご」です。熊本市の慈恵病院に、捨てられる子どもの命を高校2_convert_20100205084452救いたいとの思いから、ドイツの取り組みなどを参考にして平成19年4月に設けられたものです。(http://www.jikei-hp.or.jp/yurikago/index.html)開設当初より賛否両論がありましたが、「こうのとりのゆりかご検証会議」最終報告が熊本県のホームページで公開されています。(http://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/27/kounotori.html
 慈恵病院のホームページを利用して、こうのとりのゆりかごの外観や設備、子どもへのその後の対応の仕組などを説明し、検証会議の最終報告書の一部を紹介しました。この2年あまりの期間に51人もの子どもが預け入れられ、うち39人に親が判明し高校1_convert_20100205084409たとこと、51人のうち43人は生後1か月未満の赤ちゃんであること、また戸籍のことも少しつけ加えました。

 ほぼ全員の生徒さんに意見を述べてもらいました。親としての責任を問う意見、子どもの命を重視する意見、虐待につながることを防ぐ機能などさまざまにありました。匿名で行われるこうした行為は、子どもの側から見るとどうなのか。最終報告書のタイトルにあるように『「こうのとりのゆりかご」が問いかけるもの』を考えました。高校生らしい意見というより、この社会を構成しているメンバーの1人としての意見であったと思いました。

 50分授業なのであっという間にベルが鳴りました。後ろの生徒さんの飛びかからんばかりの真剣な表情に圧倒されそうでした。
 後日、生徒の皆さんから授業の感想文をお送りいただき、興味深く読ませていただいたところです。ごていねいにありがとうございます。      本多隆司



関連記事

2010/02/05 11:40 | 未分類comment(1)trackback(0)  | top

コメント

私は、なにが本当に正しいことなのか分からなくなってしまいます。
うーん。考えても考えても最善案が思いつきません…(´Д`)

No:30 2010/02/06 01:12 | 学生 #- URL [ 編集 ]

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP |