認知症をテーマに地域づくり

これまで、認知症をテーマにして地域づくりや小地域ネットワークを考えてきました。
 準備段階として、認知症福祉座談会のコーディネーターは認知症サポーター養成講座の開催の準備と、それに先立ち、認知症を抱える家族や近隣住民、民生委員と連絡を取りながら参加を促進し、参加者の中心メンバーには、座談会のねらいや基本的事項についてわかりやすく説明しておきます。
 参加段階では、参加者が集まりやすい場所を設定して、コーディネーターや専門職が地域へ出向き開催します。コーディネーターは座談会が始まる前に問題を提起し、サポーター養成講座を受講し終えた感想とその後の自分自身の気づきや地域の課題について参加メンバーと話し合います。あくまで、コーディネーターが優位に立つような一方通行的な講義形式は避けなければなりません。この座談会にはできる限り多数の住民参加が望ましいし、参加者が自由な雰囲気で自分たちの生活文化に合致した話し合いの方法をとるようにします。参加者は本音で話し合うことによって、地域で発生している生活課題について最善の解決方法を住民自らが探し出せます。さらに、コーディネーターや専門職は側面的立場から、利用できる社会資源や公的制度についてその都度回答し、住民の主体性や参加者の協働性を喚起するよう努めます。
 再検討の段階として、座談会の参加メンバーとコーディネーターおよび専門職が、地域福祉実践への役割や責任を了解しあうことが求められます。認知症高齢者を早期に発見し、地域で互いに見守ることができるような支え合いの街づくりを目指すために、各専門職は支援者およびファシリテーター(促進者)としての役割を担っているのであって、地域の課題を決して住民に丸投げしてはなりません。

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『いいでしょこのまちシンポジウム』
 認知症をテーマに、地域の活動から交野をすてきなまちにしていくヒントをみんなで学びませんか。
と き 3月7日(日)午後2時~3時50分
ところ 交野市ゆうゆうセンター2階 お年寄り健康教室・体験学習室

内 容
▽1部「基調講演」=「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」
                〈講師:種智院大学人文学部講師 山下裕史さん)
▽2部「パネルディスカッション」=交野で活躍している人たちによる活動紹介
対 象 市民
定 員 60人
参加費 無料
申し込み・問い合わせ 交野市社会福祉協議会


(山下裕史)

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2010/02/23 14:21 | 未分類comment(0)trackback(0)  | top

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