『障害福祉のてびき』をご存知ですか

Scan10001.jpg  障害者福祉論の授業で、自分の市区町村の『障害福祉の手びき』を入手して論評しなさいというレポート課題を出しました。『障害福祉のてびき』とは、写真でごらん頂いたとおり名称はさまreport0001.jpgざまですが、その市区町村で利用できる障害福祉サービスの種類、内容、利用の要件などすべて網羅した案内パンフレットです。障害福祉サービスは、対照となる障害の種類や内容、障害の程度によって異なりますし、経済給付などでは所得の範囲などをあります。したがって、大変こまかいものです。

 授業では説明してきた福祉サービスが自分の住むところでは、どんなサービスがどのように展開されているかを知ってもらうことが目的でした。

 ところがです。最初にあびせられた質問は、どこで手に入るかです。手に入れるところからレポートScan10003.jpgは始まっています、というのが回答です。学生は市役所、区役所、公民館、図書館など行政サービス窓口を訪ねました。report.jpg

 学生は、驚き、また憤慨して報告してきました。役所の窓口に置いてあると予想して出かけたようです。ところが、一声かけないともらえない、事務所の奥の方から出てきたり、なかには身体障害者手帳など障害者手帳の所持者じゃないと渡せないと言われた学生がおりました。ちょっと驚きですね。
 ちょっと違うセクションへいくとその存在すらご存じないところもあったそうです。もちろん、障害福祉のレポートのためというと快くいただけた役所もあります。 

Scan10004.jpg  インターネットを検索した学生もおりました。市のホームページでさがすのですが、すぐに見つかるホームページもあれば、逆にあっちこっちたどってやっと見つかったそうです。ですから、必要なサービスを探すときも同様の苦労があります。

 内容の情報の探しやすさや量などもそれぞれに特徴があります。分野に応じてページの作りを共通にしたり、表にしたりとさまざまに工夫されているとの評価でした。文字の大きさなどの読みやすさについては評価が分かれます。
 サービスの多さには一様に驚きであったようです。しかし、裏を返せば、手続きや利用の条件などがそれだけ複雑であることも予想されます。
 
 例えば身体障害者の約6割が65歳以上であると思うと、障害者のある人たちが情報にたどり着くには以下に大変かは想像できます。そこに住むすべて人が必要な情報を簡単でスピーデイーに手に入れることができ、利用できなくてはなりません。レポートははじめの目論見とは違った展開をとなりましたが、一方で障害者福祉の入り口にはまだまだ工夫の余地がありますね。  本多隆司



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2010/11/26 09:14 | 未分類comment(0)trackback(0)  | top

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