社会人基礎力

先日、大阪市内で行われた「大学における社会人基礎力育成シンポジウム」に参加してきました。

「社会人基礎力」とは、「職場や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力」のことであり、具体的には、

①前に踏み出す力
②考え抜く力
③チームで働く力


の3つの能力であると経済産業省で定義されています。
詳しくは、経済産業省の以下のページを参照下さい。
http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/cyui.htm

社会人基礎力シンポジウム  このシンポジウムの講演や他大学の取り組みの発表を聴くなかで、大学が日々の教育の中で「社会人基礎力」をいかに意識的に育成するのかが問われていることがよく理解できました。

 また、「社会人基礎力」の育成には、学内の学びだけではなく、学外の人々と接するなかで学ぶことが有効であると感じました。 

 種智院大学の各授業や取り組みでも、仏教学科、社会福祉学科問わず、実践を重視し、大学外の宗門関係者や社会福祉関係者と接しながら学ぶ機会が数多くあります。社会福祉学科の場合、その最たるものが実習です。
 実習は本来、専門職になるためのいわば「訓練」なわけですが、当然、そこでは一人の社会人として扱われ、主体的に行動し、考え、学生同士はもちろんのこと、職員や他職種との連携も求められます。
 実習を終えて帰ってくる学生たちと接していると、専門職としての知識や技術だけでなく、一人の人間として「一回り大きくなった」と感じることが多々あります。それは、「社会人基礎力」が向上していることを意味しているのでしょう。

 仏教の世界、福祉の世界の独特の文化・風土はあるにせよ、学内外での実践的な学びは、一般企業で働くうえでも必要な「社会人基礎力」を育むことにもつながっているはずです。
 これまで種智院大学が将来の「仏教者として」、「社会福祉専門職として」と考えながら学生たちに実践してきた教育が「社会人基礎力」の育成にどのように関係しているのか、今一度ふりかえり、今後の教育のあり方を考えたい、そう感じる機会となりました。

                                    (松本しのぶ)

関連記事

2009/08/20 00:50 | 未分類comment(0)trackback(0)  | top

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP |