千葉のホキ美術館がすごい

 東京駅から快速電車で1時間あまりで、千葉のホキ美術館http://www.hoki-museum.jp/top.hR0014354.jpgtmlへ着きます。写実絵画だけの日本で唯一の美術館です。写実とは、事実や現実を写す、つまり表現することです。しかし、そのままそっくりではありません。写真ようでもなく、ここの絵画は写真を超えています。
 
 はっきりしない写真ですが、机の前の壁には石黒賢一郎《存在の在処》R0014358.jpgのポストカードを貼っています。画面右の黒板にはへたな字で”保健環境員(1,2年だけ)”とあります。汚れた壁には少しよれた掲示がいくつかあり、その前で腕組みしているのは、あと2年で定年をむかえるきっと倫社の先生です。その視線の先は生徒が帰ってしまったグランドか、窓枠に生徒が腰かけている向かいの校舎か。
 画面のどこを切り取っても、たとえ隅っこでも写実です。現実をhoki5.jpg飛び越えた現実感です。絵の現実感が強いほど、矛盾した言い方ですが、主題の抽象性が強く感じられます。

 すごいのは展示された絵画だけではありません。 夕陽に彩られた美術館のエントランスを抜けると入り口です。大きな黒く見えるところが展示室です。木の向こうの四角い部分の2階はイタリアン・レストラン です。パスタがおいしかった
hoki3.jpg反対hoki4.jpg側からみると柔らかな羊かんがふたつ重ねられているようにみえます。建物もアートです。 
 ホームページを参考に、できればその目で実際に絵画をごらんいただくときっとその場を動くことが出来なくなります。

 その夜は、東京は深川(森下)の『みの屋』http://www.e-minoya.jp/で「桜なべ」をいただきました。小ぶりの鍋に馬のロース肉とヒminoya1.jpgレ肉が並んでおり、甘辛い割下とお味噌が少しのっています。どうするんだろうと思案していると、店員さんがやってきてていねいに説明してくれます。すぐに煮えるから、味噌をまぜ、溶き卵にくぐらせて食します。牛肉よりはるかにさっぱminoya4.jpgりており、これで風邪もけっ飛ばしました。 大阪にはない江戸の味かしら。

 ほんとはこれがメインですが、翌日Panda-Jの触法と発達障害の研究会に参加し、性暴力について少し発表しました。寒さと地震には参りました。
 日を間違えて1週間の周回遅れになりました。  (本多隆司) 

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2012/02/09 08:37 | 未分類comment(0)trackback(0)  | top

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