運営委員会方式による地域子育て支援拠点事業

今回は、前回のエントリーでお伝えしました講演会でおじゃました子育て支援団体「ゆったりーの」のユニークな取り組みを紹介します。

「子育て中の親子が気軽に集い、相互交流や子育ての不安・悩みを相談できる場」として地域子育て支援拠点事業が全国で展開されています。「ゆったりーの」でも同様の事業(ひろば型)を新宿区から委託を受け行っています。

新宿というと高層ビルのイメージがありますが、「ゆったりーの」は閑静な住宅街にあります。


もともとは保育園だったところなので、庭で外遊びも出来ます。ウッドデッキも気持ちよさそうでした。


室内も広々としていて名前の通り、ゆったりしています。


カウンターキッチンもあって、利用者が調理することも出来るそうです。


ゆったり出来る場所を作られているというだけでも素晴らしいのですが、こちらがユニークなのはその運営にあります。

保育園が廃園になるにあたり、保護者を中心とした地域住民で活用方法や運営についてワークショップ方式で話し合いがもたれたそうです。その結果、区が施設の提供と活動の支援を行い、区民が運営するという形で現在の施設がオープンしたとのこと。現在も利用者、スタッフが会員となり、運営委員会方式で運営されています。

全国でおよそ二千ヶ所の地域子育て拠点事業(ひろば型)が実施されていますが、運営主体の内訳を見ると市町村直営、社会福祉法人がそれぞれおよそ3割、NPOが2割となっています。このような地域住民による運営委員会方式は非常に珍しいと思います。

様々な意見を調整し、運営をしていく地域住民の皆さんの奮闘は敬服に値します。それと同様に法人格など形に重きをおきがちな行政が多い中、このような形で事業を委託し、応援している新宿区の試みはこれからの行政のあり方を考える上で重要ではないかと思います。

近棟 健二

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2012/05/04 08:27 | 未分類comment(0)trackback(0)  | top

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