リハビリ特化型デイサービスセンター

 高齢者などが昼間センターに通ってサービスを受けることをデイサービスという。英語本来の意味からすれば、保育所もデイサービスであるはずが、わが国ではなぜか主に介護保険サービスのデイサービス(通所介護)を指してそう呼んでいる。
 午前中、車で自宅まで迎えにきてもらって、昼間デイサービスセンターで過ごす。主に、入浴、昼食、レクレーションなどをして、夕方には自宅に送りとどけてもらう。デイサービスセンターの送迎のワゴン車が住宅街をゆっくり走っているのを見かけた人も多いはず。
多くのデイサービスセンターでの過ごし方はこうである。健康チェックから始まり、入浴をする。自宅での入浴介護が難しい人には何よりのサービスである。栄養管理された昼食を他の利用者と楽し食べ交流を深める。午後のひと時を楽しい遊戯をしたり歌をうたって過ごす。こうしたことは家に閉じこもりがちな高齢者をいきいきとさせることに大きく貢献している。さらにセンターに通うことが生活のリズムを維持することにつながる。

 デイサービスセンターはこのようなものだとずっと思っていたが、「リハビリ特化型デイサービス」というタイプがあるというのを最近知った。神戸市で高齢者の相談をボランティアでやっておられる「シルバーインフォメーションルーム」から送ってもらった情報誌「欅(けやき)36号」にそれが紹介されていた。新たに設けられたサービスではなく、従来のデイサービス(通所介護)である。ただ、入浴、食事、レクレーションは行わず、フィットネスなどを採り入れた心身の機能回復や維持(リハビリテーション)に特化しているデイサービスセンターをそう呼んでいるのだそうだ。したがって、理学療法士、作業療法士などの専門家の配置が義務づけはなく、看護師や柔道整復師などのスタッフがいればよい。
 
「欅」が紹介している「リハビリ特化型」デイサービスセンターは、少人数制で個人の能力に合わせた運動プログラムを作成し、高齢者が意欲と意思をもって前向きに生活したいという気持ちをサポートしているという。レクリエーション中心のデイサービスセンターも高齢者の在宅生活に大きく貢献しているが、こうした「リハビリ特化型」のセンターも地域に増えていってほしいものである。

             「リハビリ特化型」デイサービスセンターのトレーニングマシン
          トレーニングマシントレーニングマシン その2

                                           (明石隆行)

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2012/12/03 00:17 | 未分類comment(0)trackback(0)  | top

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