出会いの季節に読みたい一冊

久しぶりの投稿です。すいません。

新年度も始まり、本学でも新入生を迎えて新たな気持ちでのスタートを切りました。

そんな新入生はもちろん、大学生活を送っているみなさん、かつて送ったみなさんにおすすめの小説『横道世之介』を紹介します。


横道世之介 (文春文庫)横道世之介 (文春文庫)
(2012/11/09)
吉田 修一

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この小説、地方から上京してきた世之介の四年間をつづったお話しです。どこにでもいそうな大学生が偶然の出会いを重ねながら、ちょっとした“事件”にも遭遇しますが、基本的にひょうひょうと過ごしていきます。

ちょうど僕が東京で大学生活を送った頃と時代背景が重なり、ほろ苦いことや甘酸っぱいことなど思い出しながら読んでいきました。

ところどころで世之介に関わった人たちの未来が描かれ、世之介を思い出すシーンが挿入されています。そんな中である人物の言葉が印象的でした。

青春時代に世之介と出会わなかった人がこの世の中には大勢いるのかと思うと、なぜか自分がとても得をしたような気持ちになってくる。

世之介のことをどこにでもいそうなと書きましたが、こんな風に思われる人物はどこにでもいないですよね。

新入生を始め、大学生活を送る皆さんは是非、そういう人に巡り会えるように出会いを大切にしてもらいたいです。そして、自分自身が誰かの世之介になれるよう、人と真摯に向き合うようにしてください。

青春時代はだいぶ前に終わってしまいましたが、僕もそんな風にありたいなと思っています。

近棟 健二
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2013/04/05 09:00 | 未分類comment(0)trackback(0)  | top

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