自閉症と私

 先日、某市の教育委員会の方から2006(平成18)年に学校教育法が改正されて、市町村においても教育と福祉の連携を図るために協議会を設置し、教育サービスだけでなく福祉サービスも提供する体制づくりを目指したいとのことであった。そこで、その体制づくりにぜひ協力していただきたいとの依頼があった。

 お話によると、改正学校教育法では、学校教育法施行規則で、通常の学級において特別の教育課程によることができるものにLDやADHDが追加され、特別支援教育の対象に含まれるようになった。
また、従来の養護学校の名称も特別支援学校と改められた。

 特別支援教育とは、単に障害児をどう教えるか、どう学ばせるかではなく、障害をひとつの個性としてもった子、つまり「障害児」から「支援を必要としている子」へという言い方は変更され、「支援を必要としている子」が、どう年齢とともに成長、発達していくか、そのすべてにわたり、本人の主体性を尊重しつつ、できる援助のかたちとは何か考えていこうとする取り組みである。

 また、このために教育だけでなく近接する福祉や医療、労働等と協力をして「個別の教育支援計画」を策定ということであり、そうした議論の中で、自閉症はその中心的なテーマであるとのことであった。

 先日、昔懐かしい、その名も「なつかし会」のメンバー(昭和45年設立の大阪府立松心園の設立準備会の面々)による久しぶりの懇親会があり、宴会の後にメンバーの最年少(といっても今年度退職)の現役看護師の案内で何十年振りかで「松心園」を訪問した。

 その「松心園」は1970(昭和45)年に全国で3番目に設立された自閉症の施設であった。

 私は、1970(昭和45)に大阪府が設置した自閉症児施設「松心園」に就職した。

 そして、「松心園」で出会った「自閉症」は私にとって福祉の原点となった。

 小寺 鐵也

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2009/09/22 09:59 | 未分類comment(0)trackback(0)  | top

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