英国自閉症協会のSPELL

 自閉症スペクトラム(障害)へのアプローチの方法や対処の仕方を伝えるのは難しいものですが、英国自閉症協会The National Autistic Society(NAS)の「SPELL」は、適格なアプローチが簡潔に分かりやすく説明されています。www.autism.org.uk/living-with-autism/strategies-and-approaches/spell.aspx5つのポイント花コーラの頭文字をとってSPELL。授業でもご紹介しましたが、以下は逐語訳ではなく大意です。

Structure構造化
 環境やプロセスを、分かりやすく具体的で明確に整えることを構造化と呼びますが、構造化されることによって、次の課題などが本人にとって予想しやすく安心できるものになります。その視覚的な例として「やさき歯科」のホームページを拝見すると、なるほどなあと感心します。http://www.geocities.jp/symyky1019/yasaki.htm医療に本人を合わさせるのでなく、医療が本人に合わせるようにしておられることがよく分かります。

P
ositiveポジテイブさ(期待とアプローチ)
 適切でポジテイブな期待やアプローチをもとに、自己信頼感、自尊感情の確立をめざします。

Empathy共感性
 その人の目で世界を見、どのよう体験しているかを洞察することが重要です。そうすれば、どんなことに関心があり、何を怖れているかなどが分かります。

Low arousal興奮を減らす
 アプローチと環境は、不安を減らし集中しやすくするために、穏やかで整っている必要があります。気が散るものは少ないほどよい。視覚だけでなく、聴覚などさまざま感覚刺激が負担をかけ過ぎることもあります。

Links連携
 保護者、教師、地域の社会資源などとの結びつきは地域生活には不可欠です。
 
 すぐ実行するというわけにはいかないものもありますが、当然特性ランドセルも個性も異りますからその人に合わせて個別化することが重要です。また、このうちのいくつかは対人援助に共通するものとも思えます。
 また遅配。(本多隆司)







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2013/12/08 13:23 | 未分類trackback(0)  | top

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