学ぼうとする気持ちを忘れない聴講生

 学ぶことはいつからでもできる。定年退職をして聴講している学生を見ていてそう思う。今日、その学生から鋭い質問を受けて思い出した言葉がある

少にして学べば、即(すなわ)ち壮にしてなすこと有り。
壮にして学べば、即ち老いて衰えず。
老いて学べば、即ち死して朽ちず。
                                                    (伊藤一斉 言志晩録60条)

     ネギ坊主縮小 
           (ネギ坊主を見つけた)

 若いうちに学んでおけば、大人になった時には、人の役に立つことができる。大人になって学んでおけば、年をとってもイキイキとした気持ちでいられる。年をとっても学び続ければますますしっかりした考え方や生き方ができて、死んでもその名前や業績が語りつがれる。

 江戸中期の儒学者である伊藤一斉の箴言である。いつからでも学ぼうとする気持ちが大事であることだといっている。伊藤一斉という人は、幕末維新の志士である吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬などに大きな影響を与えた佐久間象山の先生である。かの西郷隆盛も流罪地地である沖永良部島で一斉の言葉を書き写した西郷流の「南洲手抄言志録」を作り、人生のいましめとしたという。
                      
 本学には250人を超えるいわゆるシルバー層の聴講生が在籍している。いつまでも学ぶ心を失わない聴講生のみなさんにエールを送りたい。                                                                                                                               (明石隆行)

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2014/05/19 22:05 | 未分類trackback(0)  | top

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