精神保健懇話会

9月11日 京都PSW協会主催で「保護者制度の廃止に伴う改正精神保健福祉法の捉え方ー医療保護入院の退院促進についてー(講師:京都府立洛南病院 院長山下俊幸先生)があった。もともと、精神医療における家族の問題は、精神病院監護法のルーツから法律上で保護者に様々な義務が課せられ負担が大きかった。そこで、平成26年4月1日に施行された精神保健福祉法では、保護者制度は廃止になった。では、病院ではどのような手続きになっているのか?洛南病院の実態では、4月からは対象者に付き添った人を=「家族等のいずれかの者」の同意として医療保護入院にしているとのことだった。「これはかえって後退ではないか・・?」と山下先生は指摘された。ところで、洛南病院は、この20年で1年以上の長期入院者100名を退院させたという。つまり、1年では、5人である。洛南病院の退院の内実をみると身体病の併発による転病院や死亡カウントもある。彼らは、すでに高齢化していることが推察できる。同意能力のない者の医療における代諾はもはや、精神医療に特有の問題ではない。一般医療全体の問題としても検討したい事である。今回、設置義務となった退院後生活環境相談員(精神保健福祉士)の役割も大きい。


今日は、「堂本印象美術館」で「いのちのかかやき」-印象の花:鳥:動物ー」を鑑賞してきた。堂本氏の画風は、どんどん変容していった。60代と30代の画風を比べると、まるで違う事に驚ろいた。                                                (真柄 希里穂)




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2014/09/17 09:00 | 未分類trackback(0)  | top

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