DVD『明日の記憶』は必見!

 私が小学生の時に亡くなった祖母はアルツハイマーだと診断されていました。いつも通
っていた病院への道がわからなくなったり、家に知らない人いると騒いだりと、その当時は知りませんでしたが、それらの症状がアルツハイマーの症状でした。映画を見て、アルツハイマーだと診断された時のショックの大きさ、少しずつもの忘れが増えて行く、今までできていたことができなくなることへの恐怖を知りました。
 この映画を見て、若年性アルツハイマーと診断されたショックの大きさと、そこから立ち直るためには周囲との関係がとても大切だということがわかりました。家族の支えや周囲の支えで、その人らしい生き方を続けられるようにすることは認知症ケアにとっても重要なことなのだと思いました。
 そして、認知症患者を支える家族への支援の大切さを知ることができました。
       
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 これはDVD『明日の記憶』を観た学生の感想である。自分のいる場所がわからなくなる見当識障害、誰もいないのに誰かがいると騒ぐ妄想や記憶障害など認知症の症状について、当時小学生だったこの学生には不可解なものだったにちがいない。DVDを観てその時のことが鮮明に蘇り、祖母の行動や精神的な困惑、家族の大変さ、支援の大切さが氷解したのではないだろうか。
 認知症をリアルに描いたこのようなDVDは、講義「老人福祉論」のよき教材である。高齢者福祉分野に進む学生は必見である。

荻原浩『明日の記憶』光文社 2004年(文庫版も出ている)
(DVD『明日の記憶』渡辺謙主演)

                                縮小版 金木犀

閑話休題
 今朝のすがすがしい冷気に予感がした。公園を歩いているとふっと鼻先を甘い香りがよぎる。金木犀の香りが秋を知らせる。今日はもう秋分。

              「あけぼのや峡(はざま)のいずこに金木犀」(中川悦子)
                                                             (明石隆行)

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2014/09/23 13:01 | 未分類trackback(0)  | top

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