伴走型支援

 この言葉をはじめて聞く人が多いのではないか。それもそのはず、来月から始まる生活困窮者自立支援法に基づき市などに設置される「自立相談窓口」での支援の方法が「伴走型」または「寄り添い型」とよばれている。パーソナル・サポート・サービス(PSS)とも言われている。
 マラソンをする視覚障害者に寄り添ってゴールまでいっしょに走る人が「伴走者」である。これと同じように、支援を必要とする人の複合的な課題の解決(ゴール)にむけて支援を続けていく支援者である。1対1で、複合的な課題の解決にむけてずっと支援を続ける。

 例えば、「多重債務を抱えていて、統合失調症であり失業している。さらに子どもがひきこもりなどの問題を抱えている」人がいるとすると、借金、病気、仕事、子どもの養育という4つの課題の解決に向けて支援を行っていくことになる。
 これまでであれば、法律家、医療機関などにつないで一件落着としていたが、「伴走型」では、その人に寄り添って課題が解決するまで関係機関と連携しながらすっと寄り添っていくことになる。

  「しごと・くらしサポートセンター」などと愛称のついた自立相談窓口が4月1日に市役所(社会福祉協議会などに委託する自治体もある)にお見みえする。相談支援員や就労自立支援員とよばれる人が「伴走型」の支援にあたる。生活困窮者の自立支援には期待される方法ではあるが、支援員になる人はかなりの苦労を覚悟しなければならないだろう。と少し心配する。
              縮小版 コブシの花
                (コブシの花の花が咲いた。右奥は梅)

  今回は、ほぼ1週間遅れになってしまった。反省。
                                                                (明石隆行)

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2015/03/29 20:55 | 未分類trackback(0)  | top

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