教え子の結婚披露宴

久かたぶりに種智院大学の教え子の結婚披露宴に招待された。教え子の花嫁姿を間のあたりにすることができるのは、教育に携わる者として無上の喜びである。りっぱに成長し、高齢者介護の現場で中心的な役割を担って大切にしてもらっている。密接に接したのは在学中の2年間ほどであるが、娘を持たない身ではあるが、まるで自分の娘が嫁にいくようにも思えてくる。

  いつのころからか、結婚式も変わってきた。結婚式で新郎・新婦の仲をとりもつ「仲人」を見ることがなくなった。ひょっとすると「仲人」も死語の領域に入ってしまったかも。また、今回は、神仏の前で結婚を誓う結婚式ではなく、お祝いに出席したみんなの前で誓う「人前式」であった。2人が、誓いの言葉を述べ、結婚指輪の交換、署名などを行い夫婦の契りを結んだ。

披露宴でのスピーチは何度経験してもうまくならない。何週間も前から落ち着かないまま、その時を迎えてしまう。うまくいったとは言えず、終えてからも何か不完全燃焼感が残ったが、花嫁の笑顔をみるとほっとした。

多くの披露宴がそうであるように、新郎・新婦の生い立ちがスライドショーで紹介される。生まれてからどれほどの愛情を両親から受けて育ってきたのか、大学入学以前の育ちを知ることができる貴重な機会である。宴のクライマックスは花嫁から両親への感謝のメッセージである。ハンカチを眼がしらにあてることなしには聞けなかった。

  教え子たちの大いなる成長と幸せは、まもなく始まる秋学期のエネルギー源になろう。
(明石隆行)
 

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2015/09/21 14:50 | 未分類trackback(0)  | top

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