シラバス

 授業計画のことを大学ではシラバスと呼んでいる。1年間の各回のテーマや講義内容、進め方のあらすじを書いたものである。教員と学生との一種の契約である。ただし、学生数や学生の理解度などによって、学期中にいくらかは軌道修正を行うことがあるが、だいたい大きな変更が生じないのが通例である。

 新たな法律ができたり、学期中に気づいたことがあれば次の年のシラバス作成に反映する。現在、来年度のシラバス作成作業をようやく終えようとしているが、毎年、頭を痛めるのが教科書(テキスト)選びである。自分でテキストを作れば別であるが、講義する内容にぴったりあうようなテキストはなかなかない。それでテキストに沿いながらも、テキストには採り上げられていないことや、最新のデータなどを紹介するためレジュメも作成して学生に配布する。

 テキストとレジュメを併用しながら講義を進めていくが、時にはレジュメ中心に講義を進めてしまい、テキストに触れられないこともある。そのことについては、学期末に実施する「学生アンケート」に「テキストをあまり使わないのであれば購入しなければよかった」というような意見が少ないが出てくる。

 学期初めにテキストの位置づけについて説明するが、そのことが十分に伝わっていないのか、レジュメに偏してしまっているのか、来年度の課題である。

                                                                        (明石隆行)

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2016/01/24 17:29 | 未分類trackback(0)  | top

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