たちはだかる壁

 先日のある会議で小中学生の4人に1人が生活保護世帯と同じような貧困状態にある、という報告を聞いて驚いた(驚いたのは私だけのようであったが)。40人に1人ではない、4人に1人なのである。全国では6人に1人と言われているが、比較的裕福な街であると思われている大阪府下のH市で全国レベルを上回っている。経済的理由により就学が困難と認められる小中学生の学用品や給食費の援助を行っている「就学援助」の適用を受けている子どものデータである。ちなみにこの就学援助を受けることができるのは、生活保護基準の1.2倍程度の収入がある低所得世帯である。
 
 会議に出席していた女性委員から、このような状態にある子どもたちのために「子ども食堂」を開こうと考えているという話を聞いた。現在は高齢者のデイサービスをしているが、その設備を使って「子ども食堂」を始めたいが、保健所がネックになっているという。「不特定多数の人に食事を提供する」となると、保健所の許可が必要である。その許可をクリアーしようとすると、現在の調理設備などを大幅に改修する必要がある。そのためには数十万円の費用がかかるという。でもそれは無理である。すぐに始めようと思ったが保健所の壁が立ちはだかっているという。この女性の試みを応援したい。なんとかできないか。どうすればよい。妙案がないか、頭をひねっている。だれか教えてと言いたい。
(明石隆行)

関連記事

2016/02/04 21:53 | 未分類trackback(0)  | top

 | BLOG TOP |