再び「子ども食堂」

 子ども食堂をやりたい人が全国的に増えているという。しかし、実際にやってみようとするとそう簡単にできるわけではない。いくつもの乗り越えなければならない壁がたちはだかる。これは前回に紹介した。

 食事を多くの人に提供するには保健所の許可が必要である。そのための場所もいるし、キッチンの設備を基準どうりに整えることが必要となる。お金もポケットマネーでというわけにはいかない額である。自分の家で自分たちが食べる分には問題ないが、衛生面や食物アレルギーの問題など、自分以外の人、特に子どもに食事を提供しようとすると安全・安心を確保するためのさまざまな配慮が求められる。
 東京都豊島区で「要町あさやけこども食堂」を先駆的にやっている栗林知絵子さんは次のように話しておられる。「とにかく、保健所に相談する。設備を整えたら実際に保健所の方にみていただく」のが大事だという。また、資金面では地域の人に寄付を呼びかける、行政や民間の助成金制度を活用する方法もある。インターネットを通じて資金を集めるクラウド・ファウンディングという手もある。
 ほかにもまだある。実際に子ども食堂をやっている人の話では、どのようにして子どもや保護者に知らせて来てもらうのか、毎回の大量の食材をどう調達するのか、調理ボランティアをどうやって集めるのか、はたまたご近所の理解をどう得るのかなど、多くの乗り越えるべき壁が存在する。でも、実践している人はひとつひとつ乗り越えていっている。

 自分の地域で「子ども食堂」を始めたい人のために「こども食堂の作り方講座」も開催されている。立ち上げ準備や運営方法について先輩のこども食堂さんの体験談を聞くことができる。「こども食堂ネットワーク」主催で、問い合わせ先は次へ。info@kodomoshokudou-network.com

(今回は、完全に1周遅れのアップになってしまった。猛反省。)
                                                                        (明石隆行)

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2016/02/23 12:00 | 未分類trackback(0)  | top

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