市民後見人養成講座

自宅近くで開かれた大阪府市民後見人養成講座のオリエンテーションを受講させていただいた。定年退職した高齢者が多いのではという予想に反してというか、比較的若い層が目立った。50人ほどの参加者の3分の2は女性である。ご夫婦の姿も見えた。

 市民後見人は、「生活を見守る」「年金等の限られた収入を被後見人のために、どのように使っていくかを考え執行する」など、身上監護中心で被後見人に必要な後見活動を行う、報酬を前提としない活動である。弁護士、司法書士、社会福祉士などの専門家に加え、成年後見制度の新たな担い手として、地域で身近な関係を活かした支援を行う後見活動に期待が寄せられている。

オリエンテーションでは、司法書士による講演「成年後見制度の概要と市民後見人の役割」に続いて、「市民後見人の役割と活動の実際」について、ビデオでの紹介と市民後見人ご本人から活動報告があった。自分も多くの人の世話になってきたので何か社会にお返しをしたい。また、自分も支援を受ける側になるかわからない、と活動の動機を語られた。後見人の思いを尊重しながら支援を行っているが、判断能力が低下した高齢者がどうしてほしいと思っておられるのか、それをくみ取ることが思いのほか難しいと活動のご苦労も披露された。

 市民後見人をめざす人は後日開催される「基礎講習(4日間)」、「実務講習(13日間)」を受講し、市民後見人バンクに登録することになる。その後、必要な手続きを経て家裁から選任されることによって市民後見人として活動に従事することになる。いずれの講習も受講料は無料である。

 オリエンテーション主催者の事務局からは次のような報告があった。大阪府下では現在16市3町が市民後見人を養成するとともに市民後見人が活動している。平成31年度には府内全域での展開を目指している。

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(アガパンサス)
(明石隆行)

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2016/07/03 14:44 | 未分類trackback(0)  | top

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