女性性加害者の研究(2)

加古川1  女性性犯罪者を理解しようとする試みは、まずなぜ加害をするに至ったかを説明することにがテーマになりました。その後に続いたのが、彼女らを類型化する研究でした。そこで注目されたのは、「消極的passiveな」性犯罪者とよばれる一群です。

  被害者
ー子どもであることが多いのですがーへの人への性的な接近場面を用意し、許容し、あるいは性的虐待の状況に干渉しない女性のカテゴリーです。直接の性犯罪は実行しませんが、おぜん立てをしたり、俗に言う見て見ぬふりを積極的に行います。
 本書によれば、
 「こうした女性は、違法行為の履歴、多数の犯罪、高い再犯率のようなジェンダーと無関係な特徴を示す傾向があり、そうした女性のアセスメント及び治療のニーズは被害者への具体的性行動を実行する女性とは大きく異なっているということが示されている。」(C
加古川2ortoni, F. p.369)

 本書ではさらに以下のように指摘します。被害者からみれば、性被害を受けたという事実だけでも重いトラウマをもたらしますが、その加害に加担していたのは、よく知っている人、多くは母親であるという事実にも直面します。そのうえに、加害をしたのは女性だというが本当か、という専門家の目にも対処せねばなりません。ここで「対処するcontent」と訳していますが、心情的には「闘うcontent」というほうがぴったりしているかもしれません。

 本当に女性が加害行為をするのかという疑念は、ややステレオタイプのジェンダー観のようですが、そのために「女性による加害は不自然だとされ、男性の同様の性加害よりも悪いとみなされ」
(前掲書) ます。これはADHD注意欠如/欠陥多動性障害の女性/女児に対する見方と相似です。
Cortoni, F. (2016). Working with Women Who Sexually Offend.  In M. S. Carich & S. E. Mussack (Eds.) Handbook of sexual abuser assessment and treatment. The SafereSociety Press. pp.365-386.

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 ほぼ名刺大のコンピューターであるラズベリーパイをようやく音楽プレヤーに仕立てることができました。。freeの音楽プレーヤーソフトvolumio Ver2.0を使いました。緑とオレンジのぼんやりとしたカラー写真は、家庭内のLanを介してラズベリーパイにあるvolumioをPCから操作している画面です。現在のところweb Radioしか聞けないのですが、CDに近い44.1 KHz24bit(CDは16bit)が上限です。もう少し上がらないとハイレゾとは言い難いなあ。
 生半可な知識ですがコンピューターを動かすのも夏休みの自由研究としては楽しいものです。volumioのクレジット(製作者一覧)の1行目には、Made with ♥ in Italy, brought to awesomeness by contributors all around the world. とあります。♥をこめてイタリア育ち、世界中の協力者のおかげですっごいものになった、くらいの意味でしょうか。      (ホンダタカシ)
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2016/07/22 20:27 | 未分類trackback(0)  | top

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