トータルケアガイドこおりやま/JBLを聞きながら

hokenfukushi-guide.jpg   福島県郡山市の「保健福祉サービス総合ガイドブック ートータルケアガイドこおりやまー」https://www.city.koriyama.fukushima.jp/211000/fukushi/hokenfukushi-guidobook2.htmlを学生からもらいました。「子育て」「高齢者」「健康」「生活」「障がい」の5分野184事業を紹介している網羅的なガイドです。「生活」というのがピンときませんが、項目を見ると生活保護関連に始まって、日常的金銭管理などを社協が行う「日常生活自立支援事業」、「避難行動要支援者避難支援制度」、さらにボランティア関連の「雪かきボランティアコーデイネート事業」(雪国!)などが含まれます。

 めざす項目に素早く到達するための工夫がなされています。パンフレットの冒頭には早見表があり、大項目ー中項目ー細目とカテゴリー化されていて、知りたいことがはっきりいている時には役立ちそうです。
 本文は少々かた苦しい章と節仕立てですが、そのあとは話しかけるような小見出しがついています。「第1章子育てを応援します第2節地域で子育てしましょう」ではこんな具合です。

1 子育て等の悩みを相談してください
2 お子さんの遊び場、活躍の場所です
3 親子の応援団です
 「雪かきボランティアコーデイネート事業」ってなんだろうと疑問がわくと、ページ右端の白黒模様(写真の青丸)、QRコードをスマートフオンで写し取ると、担当する課のアドレスがスマートフオンにリンクされるので、スマートフオンのブラウザーで読み取ります。

 よく工夫されていて、大変パンフ便利でスマートです。でもスマートフオンの場合、QRコード読み取りのためのアプリを用意しておく必要があります。

 さらに、各ページの一番下にも白黒模様(写真赤丸)があります。この模様をスマートフオンで読み取ると、そのページが音声で読み上げられます。文字の利用に困難のある人には大変便利です。
 この白黒模様はUni-Voiceといい、この印刷の中に音声情報が組み込まれています。http://www.javis.jp/ Uni-Voiceというアプリをかざす(カメラをむける)だけでOKです。ただしここでもUni-Voiceというアプリが必要です。

 本文は明朝体を廃し、さまざまなゴチック体を使いわけています。文字の読み取りに困難がある人にとっては、明朝体は利用しづらいと言われています。重要なポイントです。

 就学前の肢体不自由児を対象とした「医療型発達支援」は、つぎのように説明されます。
 『発達支援と治療を通所により行います。』
 「治療」はいいとしても、「発達支援」や「通所」は少し予備知識がないとイメージがわきません。「発達支援」は子どもの発達・成長を後押しすること、「通所』は自宅などから通うこと。どちらかと言えば、事業内容を説明する役所ことばです。

 限られたスペースであいまいさを排除し、正確に書くのは骨の折れることです。パッと見ると余白が少なく窮屈そうに見えますが、工夫をこらして必要なことがらが盛り込まれています。
 こうしたパンフレット(小冊子)は多分、どこの市区町村でも用意されていると思います。媒体、内容の選択、表現方法などはさまざまですが、こうした刊行物にも合理的配慮が求められます。パンフレットを読んでみると、必要とするサービスの有無や使いやすさなどだけでなく、自治体が読み手や利用のされ方をどのようにイメージしているかが想像できることがありますハンダ作業。こうしたこともあって学生へのレポート課題としています。

  追記。写真の左隅に切れ目が二つならんでいます。これがなぞです。私は、パンフレットの上下を示すものなのかと思いましたが、授業で学生の意見を聞くと白黒模様の音声情報(Uni-Voice)の位置を示したものではないかとの意見がありました。よく見るとその側に二つの切れ目があります。正解でしょうか。市の方にお尋ねしたいところですね。

 JBLのホーンとドライバーを買ってきて、ヒマさえあれば聞いています。 1970年代から80年代に製造されたものです。JBLのスピーカーはジャズやポップスなどに向いているといわれますが、歌もなかなか良い感じです。武満徹の合唱曲ハイレゾ版はゾクッとします。正しくは、JBLで聞く、ですが今は、JBLを聞く、です。もっとよく鳴るようにとライン・アンプ(ぺるけさん式)を製作中(電源部)ですが進みが遅い。        (ホンダタカシ)


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2016/10/28 11:26 | 未分類trackback(0)  | top

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