「こうのとりのゆりかご」その後

 The Big ISSUE Japan(ビッグイシュー日本語版)第303号2017年1月15日号http://www.bigissue.jp/は、『命のバトンー「赤ちゃBigIssue.jpg んポスト」の10年』の特集です。 熊本市の慈恵病院http://jikei-hp.or.jp/に設けられた「こうのとりのゆりかご」の特徴は、匿名で赤ちゃんを預けられることです。2007年から始まりました。

 記事には、慈恵病院理事長をはじめ看護師さんなど現場の方々の話、さらにそのモデルとなったドイツのBabyklappe、それに匿名出産や内密出産について千葉経済大学短期大学部の柏木先生がコメントしていらっしゃいます。http://ci.nii.ac.jp/els/110008429021.pdf?id=ART0009678915&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1485910359&cp=

公園象  熊本市の報告書によればhttp://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&type=top&id=6463、この10年間に101人の子どもが「こうのとりのゆりかご」に預けられましたが、そのうち新生児(出生後28日を経過しない乳児)は約8割を占めています。そのうちの何人かは、この春小学校高学年にさしかかります。

 いつ生まれたか、どこで生まれたか、親は誰かなどを子どもが知ることができるか。こう問われたら、誰がどのように答えるのでしょうか。
 この後、誰とどこでどのように生活するか、という課題とならんで、開設時からの重い宿題です。預け入れを未然に防ぐため、慈恵病院では相談活動に力を注ぎ相談件数も増加していますが。傘

 開設当初は盛んに報道されました今はほとんど見かけません。赤ちゃんポストという名称は、物をあつかうというというニュアンスがあるので「こうのとりのゆりかご」と呼ぶとされた記憶がありますが、いつのまにか定着した感があります。ドイツ語のBabyklappeは、Baby(赤ちゃん)にklappe(蓋、フラップなど)があわさった語?のようです。

 赤ちゃんが育てられなくなった時、親戚などの力を借りることもありますが、公的には全国にある児童相談所などが関わります。
 このテーマについて、子ども、親、社会のそれぞれの観点から検討する演習を予定しています。棄児など児童虐待の防止をはじめ、多様な意見が噴出するテーマです。 (ホンダタカシ)

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2017/02/03 09:09 | 未分類trackback(0)  | top

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