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自暴自棄

 トラウマの影響に樹は、自傷行為や自己破壊的な行動があります。  

  自傷とは文字通り自己を傷つけ、痛めつける行為です。手や道具などを使用する、かきむしる、抜くということもあります。SAMHSA(2014)によれば、大人になってからの自然災害や事故などの単発の出来事よりは、子ども時代に繰り返され慢性的なトラウマ(例えば、児童期性虐待)を経験した人に起こりやすいとされてます。

 自己破壊的な行動は、例えば、違法薬物の利用、拒食または過食、無謀な運転、衝動的で高いリスクのある行動などです。自傷行動と比べて、自分に対して、直接的ですぐのネガテイブな影響はないものです。とは言っても、周りの人にも影響や損害を与えることも桜あります。長い目で見ればその影響は計り知れません。
 加害行為や問題行動をしたときに、「自分なんてもうどうなってもいいんだ」と考えて行動化したとすると、そこに自己破壊的な行動を読み取ることができます。トラウマが加害行動と結びつく瞬間です。自暴自棄な行動で、加害行動の直接の原因や動機にはなり得ませんが、加害行動を強力に推し進めている可能性があります。
 自暴自棄な考え方を短絡的で衝動的な行動化ととらえて、反省だけを求め非難や行動制限だけを加える介入は、トラウマの影響を見落とし介入や対処の方向性や内容を誤るかもしれません。
 トラウマのレンズを通して(問題)行動を見るというのはこうしたことから始まります。

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閑話休題。
City Boyじゃありませんが、最近POPEYEを買いだしました。目くばりの広さとこだわりを突き抜けたの脱力感が心地よい。バックナンバーの2017年9月号「君の街から、本屋が消えたら大変だ!」では、中条あやみさんの記事もいいのですが、週末に信州の山頂で開店する「杣ブックス」という本屋さんにびっくりしました。詳細はホームページhttp://soma-books.com/をご覧ください。本店は長野県の太郎山山頂!だそうです。
 野山といえば、山頭火。(「山頭火 名句鑑賞」村上護 春陽堂文庫)
      分け入っても分け入っても青い山
 句の前書きには、「解くすべもない惑ひを背負うて、行乞流転の旅に出た。」とあり、解説にあるように悩みは深く幾重にも重なるさまですが、どこかしら高ぶりも感じます。五七五にとらわれない自由律と呼ぶそうですが、口に出すとそれほどの違和感がありません。6音+6音ですが、それぞれの最初か最後に1拍の休符を入れて読むと七七五になり、なれ親しんだ七五調に近づきます。平易でいて深く、巧みです。
      まっすぐな道でさみしい
こうなると・・・・・。           (ホンダタカシ)


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2018/06/01 20:21 | 未分類trackback(0)  | top

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