不器用な人の気持ちわかって!

実践特殊演習の授業では、発達障害を持つ人のさまざまな「困り感」を体験してもらっています。今回は「手先が不器用」体験をしてもらいました。

利き手とそれ以外の手で名前を書きます。脳血管障害で、脳の左側にダメージを受けたからは、右麻痺になります。この場合は利き手の変換を行います。
はじめは、写真のように一目瞭然に差が出ますが、書きなれてくると、次第に以前のように同じような癖の字なるから、人間の体の適応力の偉大さを感じます。
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 次に、写真のように順番に手袋をはめていき、折り紙を折ってもらいました。
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はめるのも大変です。手伝ってもらってこの通りようやくはめられました。
                      
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手袋装用なしのものと比べてみました。
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若い学生諸君は簡単なものでは差が出ませんでしたが、
鶴のように細かいものでは、写真の通りです。

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 利き手の変換後、今までのように、ご飯が口にもっていけない、ひげが細かいところまでそれないで、イライラされているお年よりに接する機会は多いと思いますが、「できていたのに、できなくなった」ひとの気持ちの一端はこうして体験できます。



 平成17年4月に発達障害支援法が施行され、従来知的に遅れを持たないけれど、「人とのコミュニケーションがうまくとれず、相手を怒らせてしまう」、「何度書いても升目から字がはみ出たり、形がうまく取れない」「すばらしい絵が描けるのに、字が読めない」など学習障害といわれる子どもたちにも支援が必要と認められ、通級制度など 個別または小集団の支援が行われ始めました。しかし、現状では、まだまだ、理解者は少なく、「怠けている」「親の育て方が悪い」「性格がゆがんでいる」などのつらい思いをしている方々は、多いのではないでしょうか。小学生の時期から早めに、支援をすることで、「困り感」を少しずつ軽減し、生きやすくする手立てを一緒に考えていくのが療育です。しかし、現状では、このような子どもの幼児期の支援施設は多いけれど、学童青年となると激減します。



 わたしがかかわっているNPOコラボネット京都(京都府長岡京市)ではこうした子どもたち(幼児から、青年まで)が通ってきています。最近作品展を開きましたので、彼らの力作を少し紹介します。


 これは共同作品の「僕らの町」です。
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「おすし屋の看板?」  

                           「聖徳太子のピクチャーパズル」

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                                            萩尾藤江
















                               

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2009/11/18 15:44 | 未分類comment(0)trackback(0)  | top

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